ホウセキカナヘビの飼い方メモ・・・

Timon lepidus
●本種について
・和名はホウセキカナヘビ、英名はJeweled Lacerta。
最近の分類により、学名はLacerta属からTimon属に変更されました。和名でも英名でも宝石と名付けられる、
非常に美しいトカゲです。北アフリカに生息するペーターカナヘビ(Timon pater)と混同されることが多かった
ようですが、最近ではしっかりと分けて販売されていることがほとんどです。カナヘビの仲間としては最大で、
動きも活発、気が荒い個体も多いこともあって、あまり初心者向けとは言えません。
●飼育ケージ
・成体を飼育するためには最低でも市販の90cm水槽以上のスペースが必要です。
基本的には地表棲なので、ケージの高さよりも底面積を重視してください。ある程度の立体活動も行えるように、
岩や流木などをレイアウトして下さい。
・強い紫外線を必要とするので、レプティサンやメタルハライドランプを使用してください。
●温度・湿度
・低温部で25℃前後、高温部(ホットスポット)は36℃〜38℃くらいがよいでしょう。
・小さめの水入れを常設しておけば、湿度に関してはあまり気にすることはありませんが、エアコンなどで
極端に空気が乾燥している場合などは、かるくケージ内に霧吹きをしてあげたほうが良いでしょう。
●エサ
・基本的には昆虫食ですが、ある程度のサイズに育ってからはピンクマウスなどを与えても良いでしょう。
また、昆虫以外にバナナなどの甘いフルーツやヨーグルトなどを喜んで食べるようですが、個体によっては
色々と好き嫌いがあるようなので、様子を見ながら多様なエサを与えてみましょう。
●その他
・ど派手な体色と、いかにもトカゲらしい容姿から、昔からファンには大人気のトカゲです。ただ、それほど
流通料は多くなく、最近ではヨーロッパ系のCB個体がたまに出回る程度です。寒冷地以外では室内での
無加温飼育も可能だし、うまく飼えば非常に長寿だというところも魅力の一つです。
●繁殖について
・秋口から徐々に温度を下げていき、11月〜2月は10℃前後で冬眠をさせてしまいます。そして、4月ごろに
向けて徐々に温度を上げていき、そこで初めて雌雄を同居させます。うまくいけば、交尾が始まるでしょう。
卵は年に1クラッチか2クラッチ、1回に約10個の卵を産みます。卵は25℃〜28℃で2ヶ月〜3ヶ月で孵化
します。



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