★当店のホームページや書籍を見ていると、「CB」とか「WC」という言葉を見かけることが
あると思います。いろいろと分かりづらい専門用語の多い爬虫類飼育の世界ですが、この
2つの言葉の違いを覚えておくと、いざ爬虫類を購入しようとしたときには目安になるかも。
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| WCとは・・・ |
・Wild−Caughtの略語です。Wild[ワイルド]は「野生で」という意味で、
Caught[コウト]は「採集された」という意味です。まとめると、「野生下で採集
された」ということになります。単にワイルドと呼ばれることが多いようです。
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| CBとは・・・ |
・Captive−Bredの略語です。Captive[キャプティブ]は「捕らわれた」、
つまり「飼育下」という意味で、Bred[ブレッド]は「繁殖された」という意味です。
まとめると、「飼育下で繁殖した」ということになります。繁殖活動を行った親
ではなく、産まれてきた子供のことをCB個体と呼びます。普通はそのまま、
シービーと読みます。
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@飼育下で交尾を行う。 |
| ↓ |

A飼育下で産卵する。 |
| ↓ |

B飼育下で孵化する。 |
上の図のような流れを経て、産まれてきた子供のことをCBと呼びます。
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| CBと間違えやすいCHとは・・・ |
・Captive−Hatchの略語です。Captive[キャプティブ]は「捕らわれた」、
つまり「飼育下」という意味で、Hatch[ハッチ]は「孵化した」という意味です。
まとめると、「飼育下で孵化した」ということになります。いわゆる持ち腹個体
から産まれたベビーのことをCHと呼びます。「持ち腹CB」などという言葉が
時々使われているようですが、正確にはCHと呼ぶべきでしょう。
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@野生下で交尾を行い、妊娠した後に捕獲される。 |
| ↓ |

A野生下で受精した卵を、飼育下で産卵する。 |
| ↓ |

B飼育下で孵化する。 |
上の図のような流れを経て、産まれてきた子供のことをCHと呼びます。
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| ファームCBとは・・・ |
・「ファームCB」とか「現地CB」などという言葉が時々使用されます。これは、
人間の管理下で繁殖をしているという点でCBとされていますが、海外の
ファームやストック場というものは、ほとんど野生と変わらない状態であること
が多いようです。特徴としては、WC個体に近いものと考えてください。
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ほとんど野生と変わらない環境で飼育されています。
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| ★★★ CB・WCのギモン? ★★★ |
一般的にCBは飼いやすくてWCは飼いにくいなどと言われていますが、実際は
どうなんでしょう?これを読めば、爬虫類を見る目が変わるかも!?
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| Q:CBは遺伝的に弱いってホント? |
・人間をはじめとした哺乳類では、近親による交配により、産まれてくる
赤ちゃんに何らかの遺伝的障害が生ずる可能性が高くなり、しかもその
傾向は、高等な生物になるほど顕著に現れます。さすがに爬虫類といえ
ども、近親による交配を数世代に渡って繰り返していくと、産まれてくる
子供には、何らかの遺伝的障害が生ずる可能性は高くなります。飼育を
するうえでは、そういった個体にめぐり合う可能性は極めて低いのですが
(大抵、遺伝的に障害を持ったベビーは、すぐに死んでしまうからです)
完璧な環境で飼育をしていたのに、突然死んでしまう個体も中には何匹
かはいるそうです。WCの場合、遺伝による障害の心配は皆無でしょう。
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| Q:CBは寄生虫がいないってホント? |
・CB個体を数多く作出しているブリーダーのところでは、何割かはWC
個体を種親として使用しているようです。そういった種親から寄生虫が
侵入することはもちろんのこと、エサや床材などに寄生虫の卵が付着
しているという可能性もあります。ダニに関しても同様です。ましてや、
ファームCB個体でしたら、WCと同じ確率で寄生虫を保有していると
思ってもらって結構です。ただ、実際はCB個体の方が寄生虫を保有
している可能性は少ないようです。
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| Q:WCとCB、体色に違いはある? |
・WC個体は、野生に生息している分布のなかでも産地によって模様が
違ったり、ブリーダーが種親に使うような突然変異で産まれた色彩の
個体がいます。CB個体は、アルビノなど先天性色素欠乏症の爬虫類を
意図的に殖やすことが出来るので、ペットとして洗練された体色になって
いるものも多くいます。WCとCBを比較した場合、確かに体色には多少
の違いがありますが、どちらも非常に美しいので甲乙つけがたいですね。
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| Q:WCは、変な病気をもってますか? |
・野生下では、未知なる病原菌がたくさんいることは事実です。ただ、
爬虫類から人間へ直接感染するようなものというのは、ほとんど無い
のが事実です。では爬虫類特有の病気に関してはというと、CBだから
病気を持っていないということは無く、確立で言えばほぼ同じでしょう。
ブリーダーの繁殖場で、伝染病が蔓延する可能性も十分ありますし、
そういう場合はCBの方が危険は高まります。
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| Q:WCは餌付きにくいってホント? |
・広々して自由な野生の環境から、急に狭い飼育環境に閉じ込められる
ことにより、ストレスを感じて拒食をするWC個体は確かに多いです。
でも大体は、ちゃんと飼育環境を整えて、適切なエサを与えればすぐに
餌付くはずです。CBの方が飼育環境への適応力は強いので、その分
餌付きやすいのは事実ですが、不適切な環境で間違ったエサを与えて
いれば、CBといえども簡単に拒食してしまうでしょう。
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| まとめると・・・ |
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WC個体、ファームCB個体は
体に傷があったり、寄生虫を
保有している可能性が高いの
ですが、独特の美しさを持ち、
比較的大型になる個体が多く、
魅力がタップリあります!!! |
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CB個体、CH個体は産まれた時
から人間に飼育されているので、
飼育環境にも馴れやすく、温和な
性格の個体が多く、しかも独自の
体色を持った個体なども数多くいる
ので、まさにペット向きです!!! |
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★ワイルドでもCBでも、ショップで長くキープされていて状態の良いものが狙い目です。
模様の綺麗な個体などは、どうしても入荷直後に欲しくなってしまうものですが、少なくとも
エサを食べているかどうか、異常な行動をとっていないかの確認はした方が良いでしょう。
また、爬虫類といえども個体ごとに性格が違いますし、クセもありますので、ショップに
質問をしてみるのも良いでしょう。もちろん購入後に問題があったとしても、ショップに相談
すれば、すぐに解決することもあります。とにかく、分からないことはどんどん詳しい人に
相談してみましょう。ワイルドでもCBでもそれぞれの良さがあるので、大事に飼育をして
いきたいものですね!!! |