ガラパコラム

第28回目 僕はウーパールーパー♪


(2006・5・11)


音楽の世界だと、映画やドラマとタイアップした結果大ヒットなんて話は良く聞きますよね。でも、
タイアップで大成功するのは何も音楽だけではありません。最近ではあのCMでお馴染みのクーちゃん
のおかげでチワワが大人気になりましたし、ちょっと前なら漫画「動物のお医者さん」のチョビのおかげで
シベリアンハスキーが大人気に、もっと前ならアニメ「名犬ラッシー」のおかげでコリーやシェルティが・・・。
イヌ以外でも、最近の有名どころとしては映画「ファインディング・ニモ」でカクレクマノミが流行りましたね。

我らが爬虫・両生類の世界では残念ながら近年爆発的な大ヒットはありませんが、ある程度の年齢に
達している人ならばエリマキトカゲとウーパールーパーと言えばその当時の流行っぷりを思い出して
いただけるのではないでしょうか?私はまだ小学生でしたが、その記憶は鮮烈に残っております。
もちろんエリマキトカゲのブームは凄かったんですが、そのあとにエリマキトカゲを凌ぐ勢いでウーパー
ルーパーブームが到来。私の大好物である焼そばUFOのCMでは、キャッチーな歌(Wuper Dancing)
まで完成しましたよ!

つい先日「僕はウーパールーパ〜♪」っていうフレーズが頭から離れなくなり、ひとしきり脳内で歌って
みたのですが、様々な疑問が湧いてきました。なんでUFOからやってきたんだろう?とか、なんであの
当時はウーパールーパーと言えばピンク色だったんだろう?とか。そして、何よりも一番気になったのは
なんでウーパールーパーっていうネーミングになったんだろう?という疑問。そこで、調べてみました。

ま、皆さんご存知かもしれませんが、一応前フリの説明から。ウーパールーパーってのはあくまでも愛称
であって、正式名称ではありません。やつらの本名はアホロートル。和名だとメキシコサラマンダーで、
学名だとAmbystoma mexicanumって言います。で、日本で紹介するにあたってアホロートルって言うと
「アホのロートル」と思われそうだったから、別名をつけちゃおうってことになったみたいです。でも、最近
じゃあ、ロートルなんて言われても意味が分からん人の方が多いでしょうに、よっぽど「アホ」っていう
響きが気に入らなかったんでしょうな。最初は『スーパールーパー』っていうネーミングを考えたらしい
です。だから何でこの段階で既にルーパーなんだよ!っていう疑問は結局解決しませんでしたが、この
商標名を登録するにあたって、あたまにスーパーってつく言葉が他にもたくさんあったみたいです。そして、
そうなると登録に時間がかかりそうだったから、最初の一文字をウに変えれば手っ取り早いってことで
『ウーパールーパー』になったそうです。だから、そのときの思いつき次第では、チーパールーパーとか
ヌーパールーパーとかになってたかも知れないってことですね〜。こりゃ面白い!!!

ところでそんなメキシコサラマンダーですが、野生の生息数は少なくワシントン条約附属書U類に選定
され、保護されている動物です。なぜ野生下で数が減ってしまったかというと、現地で食用にするために
乱獲されたからだとか。う〜ん、、、、あんまり美味そうじゃないですけど、どんな味なんだろ・・・?



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