ガラパコラム

第7回目 とりあえずワニPart2 (中編)

(2003・4・10)

とうとう出会えたミシシッピーアリゲーター!!!はるばるフロリダまで来た甲斐がありました。やっぱり、
動物園の狭い檻の中で体をくの字に曲げているワニよりも、のびのびと水面に浮かんでいる方がイイ!!!
国立公園に入るや否やお目当てのワニがいるくらいですから、公園の南端までの数十キロの一本道を行けば
もっともっとたくさんのワニが見られるに違いありません。期待を高めながら車を走らせます。

ここで少し話が逸れますが、エバーグレーズ国立公園のあとに行ったキーウエスト(キーズ)に関しても少し
触れておきます。キーズは一本の高速道路が小さな島を結んでいるのですが、その最南端の島で小説家
ヘミングウェイが暮していたことで有名です。僕たちはまず、そのヘミングウェイのいた島を目指してどんどん
道を進みました。ところが僕たちがフロリダを訪れたのは8月下旬、オフシーズンのフロリダは灼熱地獄と化し、
日中の気温は軽く40℃を超えています。もちろん観光客はほとんどいません。当然そんな状況ですから、
有名観光スポットであるはずの「ヘミングウェイの島」も、まるで観光客のいない温泉街のように寂れています。
なんとなく面白みも無いので僕たちはすぐに引き返し、マイアミに戻るまでの間の島々で転々と宿をとりながら
1週間くらいを過ごしました。僕と友人H君がスノーケリングツアーで溺れそうになったり、妻と一緒にジェット
スキーを2人乗りしていたら妻だけ海に放り出されたり、夜釣りに行って巨大なサメを釣ったり、バーベキュー
をしたり、ホテルの桟橋で僕が釣った熱帯魚を友人H君がサバイバルナイフで刺身にして、それを妻とH君が
うまいうまいと言って食べているところを現地の人に目撃されて「ジャパニーズ、クレイジー!」と言われたり、
さらにはその釣った熱帯魚をペリカンに横取りされたりと、狂ったように観光を楽しみましたが、もちろん灼熱の
中なので、他の観光客はほとんどいません。ある意味でプライベートリゾートになっていました。

さて、話はエバーグレーズ国立公園に戻ります。ワクワク気分で車をスタートさせてしばらく進むと、道の脇に
小さな湖のような部分がありました。(エバーグレーズはほとんどが湿原なので、全てが湖のようなものですが、
たまたまそこだけは植物が少なく、ちょうど湖のようになっていました。)僕たちは車を降りて、湖畔(?)へと
近づいて行きました。と、そこには何とまたまたワニがいるではないですか!目と鼻だけを水面に出してこちら
をじっと見つめています。そ〜っと近くに寄ってみましたが、ワニはピクリとも動きません。本当に生きてんの?
と思った矢先にパチリとまばたきをしたので、どうやら生きてはいるようです。だんだん距離を詰めていき、
3mくらいのところまで近づいたのですが、ワニは逃げるでもなく襲ってくるでもなくしばし見つめあいが続きます。
結構長い時間、そうしていました。

ワニが全く動かないので、僕は少し離れた場所で日本から持ってきた釣竿を車から出して、本場のバス釣りを
してみることにしました。とりあえず、ルアーを湖に向かって投げてみます。そして、キリキリとリールを10mほど
巻いたところで何やらズンと重〜い感触が、、、。ブラックバスがかかったか!?と思いましたが、その正体は
水中にびっしりと生えた水草だということにすぐ気づきました。キュッキュッと竿を引いて、水草から針を外そう
としたとたんに、僕の釣竿はボキリと折れて長さ40cmほどのおもちゃの釣竿のようになってしまいました。
(ちなみにその後のキーズ、アマゾンと僕はそのおもちゃ竿をフル活用しました!)

そんなこんなをしている間も、ワニは全く動きません。あまりのんびりしていると夜になってしまうので、僕たち
は再び車に乗り込みさらに道を進みます。そして、国立公園の中の数少ない整備された地域である遊歩道
地域に到着しました。いかにもワニがたくさんいそうな雰囲気のその遊歩道(忘れもしないその遊歩道は、
ガンボリンボと名づけられていました。)に、僕たち3人は突入しました。そしてそのあと、3人は信じられない
恐怖の光景を目のあたりにするのでした!!!

次回につづく・・・・・・・


ペリカンはこんな感じで魚をせびってきます。全然人を怖がりません。

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