ノドダレトゲオイグアナの飼い方メモ・・・

Ctenosaura palearis
●本種について
・和名はノドダレトゲオイグアナア、英名はPaleate Spiny-tailed Iguana。
大きな咽喉垂が特徴的。ホンデュラスのアグアン川流域とカヨス・コチーノス諸島に生息する、本種とよく似た別種
クロムネトゲオイグアナ(C. melanosterna)は、1997年までは同一種として扱われていた。クロムネトゲオイグアナ
は本種よりも大型になり、全長で90cmほどに成長し、首元から前腕部と胸部が黒くなるので判別は容易。
本種は全長で60cmほどに成長するが、全長に対する尾の割合が短いのもあってか、逞しく見栄えのする容姿に
成長する。タテガミ状のクレストは強く側扁し、成長したオスでは特に伸長する。体色は黒褐色が普通だが、
成長とともに白い部分の面積が増える個体もいる。
●飼育ケージ
・成体を飼育するためには最低でも市販の90cm水槽以上のスペースが必要です。基本的には地表性なので、
それほどケージの高さは必要ありませんが、立体的なレイアウトをすると、それなりに立体活動を行います。
・強い紫外線を必要とするので、レプティサンやメタルハライドランプを使用してください。
●温度・湿度
・低温部で24℃前後、高温部(ホットスポット)は35℃〜38℃くらいがよいでしょう。
・基本的には乾燥させて飼いますが、水入れの中に入るのが大好きなので、大きめの水入れを用意して下さい。
●エサ
・植物質の餌を中心とした雑食性です。コマツナやチンゲンサイなどの葉野菜の他、バナナやリンゴなどの
フルーツ、カボチャやニンジンなどを薄くスライスしたものなどに栄養剤を添加して与えます。給餌は毎日少し
ずつか、1日〜2日おきに少し多めに与えるかして、週に2回程度はコオロギなどの昆虫やマウスなどの
動物質のエサを与えましょう。
●その他
・小さすぎず、大きすぎず、トゲオイグアナの中では比較的おとなしい部類に入る本種は、ペットとしては最高の
トゲオイグアナではないでしょうか?定期的に入荷されるようになれば、もっと人気がでてもおかしくないのですが、
生息地での個体数が減少していることを考えると、今後も流通量の増加にはあまり期待できません。
●繁殖について
・1mほどの長い横穴を掘って、その奥に営巣、産卵します。卵の数は約10個〜35個。30℃で孵卵すると、
約2〜3ヶ月で幼体が孵化するそうです。飼育下で交尾が確認できたら、横穴を掘れるような環境を再現して
あげると良いでしょう。なお、本種に関する繁殖のデータはC.melanosternaと混同されている場合があるので、
正確なものでないかも知れませんのであしからず。



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